「事実」のことを特別に思っている人って、いっぱいいるんだろう。幼い頃の体験や思い込みとかが、「ドラマ」と結びついてしまうことって、確かにありうる話だよね。

前のめりで吠える彼女と霧

天と地にざわめく強い風
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夢中で歌う姉ちゃんと花粉症

花火大会の季節だけれども、しかし、今住んでいる場所が、観光地で毎週夜に、花火が打ち上っている、もう見慣れてしまって、新鮮さも感じなくなった。
週末の夜、打ち上げ花火をあげているので、クレームも多数あるらしい。
自分の、住居でも花火の音がうるさすぎてひとり娘がパニックで泣いている。
夏の季節に数回ならいいが、2ヶ月間、週末の夜、長い時間、花火をあげていては、むかつく。
早く花火が上がらなくなればいいのにと思う。

控え目にお喋りするあいつと夕立
この白の一眼レフは、あまり大きな声では言えないけれど、波打ち際で拾った物だ。
昨日は、8月のちょうど半ばで、ちょうど真ん中で、いつも通り暑かった。
喫茶店で、大好きな彼女と大喧嘩してしまい、今日は一緒にいたくないと言われてしまった。
元気になろうと、家からこの海岸まで自転車でやってきて、浜辺をのんびり散歩していた。
そこで、少し砂に埋もれたこの一眼に出会った。
持って帰って、試しに夜景フォトを撮影してみた。
一眼レフの落とし主より、うまく撮れるかもしれないと思った。
恋人の笑った瞬間撮りたいなー、とか、なかなかピント調節って難しいなー、とか心の中で思っていた。
明日あたり、どうにかして会う約束ができたら、彼女に自分が悪かったと謝りたい。
解決したら、この一眼レフ、交番に届けよう。

そよ風の吹く祝日の午後にお酒を

同僚が少し前にチヌ釣りに近所のよく行く場所に出向いたらしいが、何匹しか釣れなかったらしい。
アジゴが見えるほどいて、チヌ釣りがやりにくかったらしい。
だけど、しかしイノコの50cm近くがあげれたらしいから、いいなと思う。
一時前にもらって刺身にして口に入れたがとってもうまくって好みだった。
そんなのが釣れたと話を聞いたら釣りに出かけたくなるが、まだ行けないので今度だ。

雹が降った仏滅の午前は微笑んで
ブームが去った今、任天堂DSに夢中になっている。
はじめは、DS英単語にもっと英語漬けや英語のゲームソフトを買っていただけだった。
だけど、ヤマダ電機でソフトを見ていたら、他の物に気になってしまい、いつも欲しくなってしまう。
戦国無双やクロスワード、育成ゲームとか。
旅行に役立つ、旅の指さし会話帳も出ている。
例えば、電車内などの暇な時間にも活用できそうだ。

雨が降る大安の午後にシャワーを

とある夏の日の昼前。
少年は家の庭で、蟻の行列が虫の死骸を運ぶところを注意深く観察していた。
蟻たちはがんばって動き回っているのだが、虫の死体一つでこんなにいっぱいの蟻がいたって、無駄なんじゃないかと、少年は疑問を抱いた。
少年は、アリ達が運んでいる虫の死骸を指ではじいたらどうなるかな、という欲求が湧いてきた。
だが、今日はじっくりと黙って見守ることにした。
暑い夏の日なので、少年の汗はダラダラと流れ、ポタポタと蟻たちの近くに落ちた。

雹が降った仏滅の深夜は昔を思い出す
家の前でハンモックに寝そべり、気持ちの良いそよ風に身を任せていた、休日の夕暮れの事。
頭上には美しい夕焼けが広がっていた。少年は、家の猫が「ニャギャァッ!」と吠える声に驚いて、ハンモックから逆さまに落下してしまった。
目を凝らして見てみると、うちのネコはヘビに相対し、背中を丸めて興奮しながらも威嚇していた。
蛇はそう大きくはなく、毒も持っていないっぽかったので、少年はそばに落ちていた棒でつついて追い払い、猫を抱っこしてもう一度ハンモックに寝そべった。少年は、猫の背中を撫ぜてやりつつ胸の上で寝かしつけ、気持ち良さそうにゴロゴロと鳴く猫を見つめた。

どしゃ降りの平日の昼にこっそりと

江國香織の作品に表れる主役は、どこかクレイジーだ。
例えれば、東京タワーの詩史。
あと、がらくたの柊子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の持っている性質を、極端にして表現した形かもしれない。
心からクレイジーなのが、神様のボートの葉子だ。
もしかすると迎えに来る可能性もあるあのひとのために、色々な街に引っ越す。
「あのひと」を忘れることなく、再び会えると思い込んで。
とうとうママは現実を生きていないと娘に言われるが、葉子には全然ピンとこない。
これが、この作品の最高にクレイジーな見せ場だ。
私はウエハースの椅子にはなるべく座れないけれど神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーでもはかなくて少々病んだヒロインが大大大好きだ。

一生懸命話す母さんと濡れたTシャツ
お盆が近づいて、「とうろう」などの催し物が近所で実行されている。
ほど近くの観光施設では、竹やすだれで作り上げられたとうろうが据えられていた。
ほど近くのイベント会場では、夜更けには電気のライトはついてなくて、キャンドルの光だけというのは、とっても素敵だった。
竹や和紙に囲まれて明かりが灯っており、温和な灯りになっていた。
きめ細かい光源が付近の樹々を煌々と照らしていてたいそうきれいだった。

控え目に跳ねる父さんとファミレス

学生時代、体の調子があまり良くない上に、栄養バランスの悪い食事と、睡眠の時間帯が悪かったので、シミが多発した。
このままじゃヤダと思い、生活リズムを整え、体に役立つ事をやってみようと周りの意見を聞いた。
健康雑誌で勧められたのが、ニチレイアセロラドリンクだ。
現在に至るまでごくごくと飲んでいる。
レモン以上にCがたっぷり含まれているらしい。
体調と美しさはやはりビタミンから出来上がるのかもしれない。

勢いで大声を出す姉妹と季節はずれの雪
たばこは体に害がある。
と言う事実はあるものの、理解していても買ってしまうらしい。
新入社員の頃、お客さんとして会った旅行会社の社長であるおじいさん。
「身体が病気一つしないのは喫煙とワインの力です」とハキハキと言い切っていた。
こんなに堂々と言われると、失敗が目に見えている脱ニコチンはしなくてもいいのかもな〜と感じる。

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